無為な日常
 
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2010年1月16日を表示

[ゲーム]ク・リトル・リトル、の体験版

腹が痛い、実に腹が痛い


昨日black cycの新作ゲーム『ク・リトル・リトル』の体験版が出た。どうでもいいが『ク・リトル・リトル』って紛らわしいよね。知ってる人間にはそういう名前のゲームって説明しなきゃいけなし。ついでに言えば名前が言いにくい。他のゲームだと長い題名は略称とか言われるけど、これはなんだろ。言いにくいだけで、長いわけじゃないからなぁ。クリト? なんとなく緑の帽子が目に浮かぶな、それは。

閑話休題

さて、やってみての簡単な感想だが・・・個人的に地雷臭がする(笑)。一応現状(笑)がつく程度だが、はたしてどちらに転ぶやら。以下、目に付いたところ。

・ややメタな主人公。
まぁ例のごとく幼馴染キャラがいるのだがその説明に、
≪完璧な『マンガ幼馴染』≫、
と切る。の割に妹に対し、
≪本当は『宇宙一可愛い』と思っているがそれはさすがに贔屓目というか兄バカとおもわれそうなので遠慮して『世界一可愛い』ぐらいにしておく。これなら客観的感想だ。≫
というくらいなので、本人もメタの範疇にはいっていることに気づいてない様子。また女子トイレの前で叫んだりドアを(たぶん中に入って)ノックできたり、ランディ(犬)の口調に対し、
≪この犬の語り口、こないだテレビで観た洋画劇場でホモがホテルに誘うシーンと同じだった。≫
などと迷言もあるため一筋縄ではいかない様子。主人公属性としては一般的な鈍感、流されやすいなどを持っているが、初期から強く変わりたいという願望を持っているように俺は感じた。これらが良いと見るかはたまた。

・マンガみたいな世界とマンガみたいな台本に身を置く者たち。
最初の戦闘、つまりオーガストと再開した次の日、メイド、タエから簡単な説明(おそらくグレートワンのことだろう、あれ)を受けるが、その説明を受けた
二人がまず抱いた感想が≪漫画みたい≫だった。
のだが、個人的にこのゲームのシナリオ展開もマンガっぽい。しかも俗な超人バトルもの。ある意味王道には違いないが、ちょっと期待とは違うシナリオ展開か。
余談:クトゥルフをモチーフにした有名なバトルものとしてデモンベインがあるが、あちらはロボット(?)バトルにクトゥルフを入れ込んだ形であり違和感はなかった。対してこちらはクトゥルフに超人バトルを入れた感じ。H.P.ラブクラフトが織り成した世界が好きな人間にとっては違和感バリバリであろう。

・つーかシナリオ担当誰だよ
伊藤ヒロと坂東真紅郎。なぜだろう、急に地雷臭が濃くなったような気がする。

・原画は・・・
椎咲雛樹と金たロウ。まぁ問題ないか、と思いきや若干違和感が。まぁ大丈夫か・・・積もらん限りは。

・UIは素敵
さすがこの道の老舗。完璧だ。メッセージウィンドウ完全消去もあるし。地味にうれしい。

・最後の天秤はいったい・・・
体験版最後に天秤が現れる。そこには白と黒の錘があって、まぁ要は乗せたほうに、それっぽいHシーンが現れるわけ。なのだが黒のシーンは『あり得なかった場面』、なんだな。この天秤をシナリオギミックにするのは簡単に予想ができるわけだが、この時思ったのが、このゲーム、一体いくつの選択肢を持たせるのだろう、という点。
ゲームをやっていると、あぁここには選択肢が入るだろうな、と見れる場所がいくつかあったわけだが、天秤の黒の錘の場面はその一つだった。ということは選択肢が一つこの天秤に預けられた形になる。ということは、本編物語中の選択肢はもしかしてものすごく少ない? これはかなりの不安要素だな。


という感じ。あくまで個人的な感想だし、俺自身かなり穿った見方しかできない奴だから当てにはならんと思う。しかもだ、地雷と言いつつも、自分は買う予定だったりするのだから世話ないな。



1月16日(土)23:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理


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