無為な日常
 
昨日と同じ今日、今日と同じ明日・・かい?
 



2008年8月29日を表示

キラークイーン

製作:FLAT

その存在は結構前から知ってたけど、買うと決めたのはシナリオライターが健速ということを知り、かつこの夏コミで新パッケージが出たから。気にはなっていたんだが、というかんじだったわけで。

やってみて:シナリオ
さすが健速、某ゲームでパーフェクト超人を作り出した事だけはある。まぁそれはどうでもいいとして。
まぁ普通に楽しめたことはある。ただ、全員が自分の立ち位置を最初から最後まではっきりさせてるのは微妙かなと思ってる。確かにあのような極限状態なら状況へのスタンスを固定するほうが楽、というか迷わなくてすむ。しかし、だからこそ、”どちらにもなれないもの”を表現してくれればもっと深みが出てだろう。
もっとも、これは12人というキャラの数、そしてなにより、選択肢のないノベルゲームだからこそ、という見方もある。本来このような状況下で一番迷いそうなのは主人公だから、である。
まぁその点を除けばいいシナリオだと思う。”らしさ”を保ち、ギミックもある手度あるし。個人的には手塚がいい味出していい感じ。

システム:
バックログが非常に悪い。それ以外はとくには。

音楽:
良し。雰囲気出してる。ただし、盛り上がる曲がフェードアウトのスープなあたり減点。

キャラ:
シナリオと同じ。比較的わかりやすいやつら(特に男性陣軒並み)が多すぎ。その分だけ単調か。

総評:
2000円のコストを考えれば破格だろう。シナリオの総量はあまりないがその分濃いと感じらる。良作か。

最後に:
夏コミとほぼ同時期にコンシューマー版でシークレットゲームが発売されている。買うかどうか非常に悩んでいるわけだが・・・ちなみに、キラークイーンをかした同僚は買うことに決めたらしい。借りてもいいのだがさて・・・気分的には買ってもいい気がする。



8月29日(金)21:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | ゲーム | 管理


(1/1ページ)