無為な日常
 
昨日と同じ今日、今日と同じ明日・・かい?
 



2006年7月7日を表示

そういえば・・・

本のレビューを書いてますが、あれは自分でも結構辛口につけているつもりです。一般評価、というか軽く読む感じならまったく気にしなくてもいいようなところを変につっこんででたりします

まぁ、いままで結構な数の本を読んできたし、TRPGのGM回数も結構やってきた身としては、いろいろな物語を知ってるわけして・・・、いや本気でやってる人にくれべれば大した事ないことですが

ちなみに、総合評価の数値基準は1が下の下、9を上の上としての9段階評価、そして論外の0を含む10段階評価です
まぁ、8,9あたりはめったに出ないかと。諸手を上げて賞賛することはまずないかな~。もちろん私の偏見がかなり入ってますが

ちなみに、今のところ本気で好きな本は次のとおり

・ウィザーズブレイン  著 三枝零一
・Hyper Hybrid Organization   著 高畑京一郎



7月7日(金)14:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理

12 DEMONS

著 御堂彰彦
以前、電撃hpを読んでたとき「ヒトクイ」が連載されて、読んでいたからなんとなく買ってみた
内容は・・・学園ファンタジー+バトロワ。学校が異次元に隔離され、12人は自分の体に宿した悪魔の欠片(体の一部、目とか口とか腕とか)を他人から奪い、一つに集めないと零時に死ぬぞと御達しがある。12人はそれぞれの思いを込めて動き出すが・・・

登場人物のキャラ性はそこそこ立っていた。が、やはりシナリオが、予想の範疇を超えないというのは残念なことだ。誰が何処で落ちるかはさすがに分からないが、現在シークレットとされている内容(まだ姿を見せていない悪魔の魂の所持者を始め、今回の事件の流れそのもの)は見当つく。・・・というか、欠片集めそのものも、どっかで見たことのあるもので・・・

メインは12人となるがこの12人は先も言ったとおりはっきりキャラができている。そこらへんがこの著者のいいところであろう。次は私が気に入ったもので、ある人が人質にとられたときに甲斐谷扶美が言ったセリフ。
「擁子、アタシは今からそいつをボコッてお前を助ける。ごめんな。他に手が思いつかねーや」
「もしそこの阿呆がお前の腕を折ったら、アタシがあんたの腕代わりになってやる。もしそこの阿呆がお前を傷物にしたら、アタシが一生面倒見てやる。そんでもしそいつがあんたの部位を奪ったら、そいつを殺して、アタシも死んでやる。だから我慢してしてくれ」

総合的な評価は2~4(0~9の評価で)。意外性はあまりないがキャラの考え、動き方を見るのは楽しい本である。ただ、できれば1冊で終わらせてほしかった(自分勝手)



7月7日(金)12:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理


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