無為な日常
 
昨日と同じ今日、今日と同じ明日・・かい?
 



最近読んだ本

[本]断章のグリム なでしこ

本の話も久々か

・断章のグリム なでしこ
著:甲田学人
相変わらず文章がうまいね。なかなかにすばらしい世界だ。
今回はこっそり一番好きな海部野千恵嬢が再登場。人魚姫の終わり方から出てくることは半ば予想してたけど。
内容的にはなかなかクルものがあるね。ただ、最後のあたりがちょっと"むつごい"感じがしたか。
どーでもいいが、今回死人やたらと少ない。その理由はちゃんと書かれてるけどね。

・東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue.
作画:秋★枝
買った、見た、負けた。・・・アレ?
なんとなく違う気がする。なにかが。

・東方三月精 ~ Strange and Bright Nature Deity.
作画:比良坂真琴
買った、見た、誰? ・・・あれ?
1巻は黒歴史になりました。というか作画まで変わるとなぁ。

・ダブルクロス・リプレイ エクソダス
著:伊藤和幸 F.E.A.R.
しまった、まだ読んでない。
ところで、失礼ながら"しのとうこ"さんの絵はいまひとつ好きでなかったが、最近になって良さが分かった。やっぱダブルクロスはこの人でないと。



12月17日(水)13:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理

著者:舞阪 洸

最近変愚ではジョージに凝っててすぐに死にます。

久々に本の話。今回は著者:舞阪 洸の本について。
舞阪の本は火魅子伝のころちょくちょく呼んでて神州天魔鏡で放置、つい最近になって火魅子炎戦記と鋼鉄の白兎騎士団 をまとめ買いして読んだ。

・火魅子伝
なんかなつかしいな。これを読んでたのは高専に入った頃だから6年前くらいか。絵師が大暮雅人なんだが、舞阪とのシンクロ率の高さには驚かされる。
シンクロといえば舞阪も大暮もキャラの書き方がうまい。個性があり魅力的で躍動感がある。まぁ舞阪は○○で大暮は○○といった欠点はあるのだけど。

・神州天魔鏡
普通に書いてりゃ問題なかったかもしれないけど、火魅子伝と同じキャラ名(平行世界ととるべきか?)なのはいただけない。少なくとも違和感がでる。
そのためか、結局そんなに読んでないし、記憶にも残ってない。ぶっちゃけ、この本で舞阪から離れたようなものか。まぁ今なら読み直してみて亜tらしい見方が出来るかもしれないけど。

・火魅子炎戦記
この4月に1,2巻が合わせて100円で売ってたのを発見。久々に読んでみることに。・・・あぁそうだ、こんな話だったんだ。
まぁやっぱり面白いわけで、全部集めることに。都合がいいことに最終巻が出るあたり。結局就職決まるまえに読みきるあたり世話ない。や、だって面白いし。
どうでもいいが火魅子はPS版はしてないし、OVAも見てない。メルティランサーはほぼ網羅してるのにねぇ。

・鋼鉄の白兎騎士団
せっかくあるんだし読んでみよかなと。今までのものと芸風が変わってなかなかな。また、このシリーズに対しては変な読み方もしてた。
本屋で1冊買う→本屋前のベンチで読む→読み終わったらまた本屋で1冊買う
・・・我ながらいったい何してんだか。
あと、ちょっと感じたのが火魅子伝に比べキャラのパンチが弱いかな、ということ。比較対象がひどいが、それでも弱めか。○○という悪い癖も出てるし、ちょっと微妙か。ところでアルラウネが明らかに天目なので、結局リンクしてるのか?
まぁそれでも購読してるけどね。

その他
サムライガードが見つからん。なんでだ?
まぁいい、それにしても最近の舞阪は居合いにはまり過ぎではないか? 最近の作品には全部出てるし。まぁ確かに経験を文章にするのはいいことだし、最近の流行に女の子と刀というのは比較的多い、かも。

今後のこと
鋼鉄の白兎騎士団は購読を続けると思う。
火魅子の次作が出るなら購読するだろう。
他は微妙。心と時間と金に余裕があるなら、といった感じかね。



8月7日(木)15:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理

引き続き本の話

やらなきゃいけないことなど山ほどあるが。

マージナルブルー 空曜日の神様
著:水落晴美
20円で買った。評価、中の中。
悪くはない。背景やシナリオもしっかりしてる。しかし流石にファンタジーの第1巻、世界説明が露骨。少し読みづらい印象だったか。それにしても清水薫留は幼すぎないか(外見が

SHI-NO 黒き魂の少女
著:上月雨音
俺が馬鹿だった。評価、下の上。
疲れる。構成はさほど悪くないが、内容が単純。…それは言い過ぎか。でもまぁ絶望の世界とか読んでる身としては薄かったか。攻殻も見てるし。後はキャラ? お腹いっぱい。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
著:入間人間
笑うと負けなのか?評価、中の上。
読んで思た、こりゃ物議を醸されるわ。
文章、構成、キャラそれぞれ十分なレベルがあるし楽しめる。問題は有名文学のパロディ編という点。それを許容できるかどうかで見方が変わるはず。ちなみに俺は楽しんだ口。
パロディといっても露骨なのは西尾維新の戯言ぐらい。他は分かる人にしか分からん程度。先に言ったとおり文章力そのものは高いため、パロディに依存している訳ではなく、一つの作品として完成している。最終選考で悩ませたのはそこらへんか。
個人的に『人間の言語を解する蝉が一週間生き抜く話』を考えつくあたり良い作家になると思う。

学園キノ
著:時雨沢恵一
見なかったことにしよう。評価、中の下。
こちらは愛と勇気のパロディ編。読者の応援と時雨沢だし~で支えられた逸品!
…すまん、俺には空気が合わなかった。次巻は買わない…でもティーが気になる



5月3日(土)18:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理

モーフィアスの教室 他

カテゴリー:本も久々か
てか、携帯で打ついい加減のしんどい。

タイトルはモーフィアスだが、最近読んだ本の紹介ということで。

モーフィアスの教室
天空のアルカミレス
著:三上延
それぞれ第1巻のみ。評価、中の下。
…いきなりですまない。うーん、三上延もパターンが変わらんなー。意外性はそんなないし、見るものもそんなにない。シャドウテイカーがそれなりによかったから惰性で読んでるけど。まぁパターンに関して言えば《電撃の読者が好むパターン》なのだから大きく否定はしないが。王道とは安心して通れる道、とな。

輪環の魔道師 2
著:渡瀬草一郎
結局買った。評価中の中。
安定感あって読みやすい、とは前回書いたか。うん、なかなか面白くなってきたか。しかし…また2人か。や、前シリーズのようにはならんか。しかし、今回はやっぱりパワーが足りんな。パンプキンは偉大だ。

サーラの冒険 5、6、EX
著:山本弘
今更ですが。評価、上の中。
やぁ面白いねぇ、ワクワクしながら読んだよ。
実は俺のラノベを読み出したきっかけはこのサーラの冒険だったりする。思い入れは結構深い。しかし、メイガスという名のドワーフか。なかなか洒落てる。

ソードワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち
著:秋田みやび/グループSNE
ルールブックはまだない。評価、中の中。
こんなものかな? 俺が絶対できないホンワカシナリオです。リプレイ第1弾のためか、ちょっとパンチが足りんかな。
だが内容よりルールの方が気になった。非常に《なんだかな~》と思った。アリアンとかに近くなり、ソードワールドの良さが薄まった気がする。最終的にはルルブを手にしてからか。


も少しよんでるが、それはまたいつか。



5月1日(木)20:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理

シフト ~世界はクリアを待っている

著:うえお久光

実に寒い。昨日から珍しく雪降ってるよ。まぁここで見る限りほとんど雨に変わっているが・・・、余計に寒い。

さて、そんな寒い中読んだのが『シフト-世界はクリアを待っているー』だ、と。(実は寒いからこそ読んだわけだが。なんせ暖房器具が一切使えなかった以上布団の中から出れなかったわけで)

この本は『夢の中は別世界』なファンタジー。無論ネバーランドのように見えて、結局そこは社会の縮図に過ぎない点はおもしろい。
・・・と、これでは説明になってないな。しかも面白さが伝わらん。ちょっと真面目に。

舞台は二つ。私たちが見ているような現実世界と、眠ったときに意識が移行《シフト》した場所にある夢の世界。この二つを行き来する少年少女たちの迷いと青春の物語。
夢の世界、とは聞こえが良いがそこは大地と”人”しかない世界。(よくあるソードワールドなどよくあるファンタジー世界から文化レベルを大きく落とした感じか。無論、治外法権という言葉が良く似合う)何故自分はここにいる? 答えるものは誰もいない。だったら自分で見つけるしかない・・・
また、この世界は”子供しかいない”。外見は違ってもその実、夢から覚めた《現実世界》の自分は皆”未成年”なのだ。子供だけの世界、これが意味することは?
(また現実世界と夢の世界の時間差もある。数日のはずが一晩とか。人間の夢を見る時間を考えれば不思議ではないのだ、逆に恐怖の対象にもなりえよう)
子供たちは日常と非日常の中で迷い、悩む。しかし子供たちは生きているのだ。《こちら》と《あちら》で。


なんか、相当怪しい表現があったな。しかもまとめてるようで全然まとまってないし。参考にならんな。これも自分の文章力の無さが出せる業か。 

では、感想、もといぶっちゃけ話に移行《シフト》しますか。

まず最初の印象は岩井恭平の『ムシウタ』。共通項がいくつか存在しますな。特に主人公とヒロインの配役。あと、未成年しかてあたりが多分ひっかかってるんだとは思うが。や、同じじゃないよ? むしろ全然違うし。けど象徴とか、目指しているものとか、漠然としたイメージみたいなもの、かぁねぇ。あれ? それって結局多くのラノベの共通項・・・や、今は頭から消そう。
夢の世界について。みんな言うけどやっぱりネトゲみたいなもんだね。世界のルールがあるけど、人のルールがまだない世界なんだわ。最初はあぁ書いたが、やっぱりいろんな人がいる。割り切っている奴もいるし楽しんでいる奴もいる。というか、そういう奴がほとんど? 最初こそは自が曖昧になるがゆえに自分が病気ではないか、とか本当にマトモなのか、とか・・・まぁもっとひどいだろうな。けど時間をかけて順応しちゃう。それが人間、というのもあるが、若いというのもあるだろうね。
でも世界が、人が皆優しいわけではない。そこに人がいる以上争いが起きるさ。1巻冒頭などで人攫いなど出てくるがそれが典型。というか出ないはずが無い。増徴させている理由も有る。一つは自分の楽しみのため、そしてもう一つはなにより《夢の世界》ということ。
だってそうだろ? 《夢》で人を殺しても《現実》では人殺しではないんだから(《夢》で死ぬと《夢》へシフトする権利を失う。そのくらいか)。ただ、怖いのは《夢》には《現実》があるということ。いたらしいぜ? 《夢》で暴れてたけど、個人情報を探され《現実》で刺されて亡くなった方が。その逆も然り。
そういえば、説明しわすれた。世界も甘くない。二重にね。世界はあなたを人以外の姿で生み出すかもしれない。人から《怪物》と呼ばれるような異形に・・・ね

はぁ、世界解説長すぎた。疲れたからもうちょっと・・・

結局、《夢》でも《現実》でも子供たちは生きているんだ。生きていれば悩みもでるし、喜びも生まれる。そういうところを描いたこの作品はとても面白いと思う。なんせ、1巻だけですますはずが勢いで2巻も読んじまったし。
設定も世界も人間も生き生きとしていて中々に良作。お勧めできますな。
ただし、書いているのがうえお久光というのがちょっと気がかり。完結するのか? これ。ぜひ完結してほしいが・・・流れ的にあと2巻ぐらいか? 楽しみにしている分けっこうつらい。

P.S.
作中の委員長が大好きです。結ばれることはまずありませんけど。



1月21日(月)12:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 最近読んだ本 | 管理


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